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悪い場所が治療するポイントであるとは限りません。それに強い刺激を我慢すればよくなると言うケースは決して多くありません。緊張が自然治癒力の働きを妨げてしまうためと考えられま。暖かいだけの温灸や柔らかな押圧、刺していると感じない鍼などのほうが以外に効果を発揮することがあるのは、中枢神経を介在することで体内の器官を活性化し結果的に筋肉や関節の症状も軽快させることができるからです。
治療の内容にもよりますが、基本的には治療した日は入浴やサウナ、飲酒など急激に体温を上下させることは控えたほうが無難です。治療の効果を失うことにつながります。特に施術後8時間以内は絶対によくありません。
実を言えばこればかりは各人で違うものと言わざるを得ないところではあります。急性期の症状が激しい時は2,3日続ける必要がある場合もありますが、それが過ぎてからは1週間に1度または2度、身体の状態に合わせて来院していただいております。大きな問題が無く健康管理を目的でこられる場合には2週間か一ヶ月に一度来院されています。。
日本鍼、中国鍼という場合、鍼の形状以外に一般的な定義はありません。技術的には多流派に別れており、日本だから中国だからというだけでの区別は難しくなります。
鍼の形状に関して言うと中国鍼は太くて長い印象がありますが、最近は日本人向けにかなり細めの分も出ています。あとは竜頭という柄の部分に当たるところが違うのと、針先の角度に若干の違いがあります。どちらの当たりがソフトだとか痛いとかは、メーカーによっても違うので一概に言えません。
なお当院では日本鍼を中心に使用しております。特によく使うものとして皮内鍼があります。これは3ミリの長さに丸い柄がついた(9の字型)の鍼で、皮膚に刺すというより引っ掛けるような状態にして、テープで固定するものです。筋肉の緊張が表面の刺激だけで、その場で緩むことが経験できます。